派遣エンジニアかフリーランスかによって、休日についての概念が異なる点は注意しておいた方が良いでしょう。エンジニアが意識していなくても、概念が異なることは多いからです。
エンジニアにとって生計を立てるための収入が得られ、かつ経験を積むための機会になるのが仕事でしょう。派遣エンジニアでもフリーエンジニアでも、自分ができる仕事を獲得して働くことは同様です。
しかし、派遣エンジニアの場合は、仕事を行っていない時間は給与は得られません。労働に対して、時間換算で給与が支払われることになるからです。派遣社員には有給休暇などが定められており、基本的に休日は与えられるものとなっています。
一方、クライアントと契約を交わし受注した仕事に携わっているフリーランスの場合、その契約内容に従って働かなければなりません。客先常駐など勤務時間が決まっているケースもありますが、納期までに成果物を作り上げれば良いだけのケースもあります。その時はいつ仕事をして、いつを休日にするかは本人次第です。
勉強することも仕事の一つで、勉強に掛かった費用は経費として扱えます。そのため、休日は充実した1日を過ごしやすいメリットを享受できるのがフリーランスです。
そして、派遣エンジニアも充実した1日は過ごせますが、勉強に掛かる費用は基本自費のため負担になり、思い切り休日を楽しめない可能性もあります。
このように、派遣エンジニアとフリーランスでは休日の概念の違いが生じるのです。